第1回発達障害指導者交流会開催報告@太田市福祉会館
7月23日(土)太田市福祉会館で
第1回発達障害指導者交流会を開催いたしました。
事務局長三田より活動報告いたします。
第1回目は参加者14名での交流となりました。
(ぐんまHHCからは代表関根(医師)、佐伯(スクールカウンセラー)
柏瀬(栄養士) 三田(事務局長)4名と 指導者9名)
主な目的は発達障害へ関わる指導者の方
(放課後デイサービス運営スタッフ、小学校の悩み事相談員、
発達障害児ピアサポートの会主宰者などの現場の指導者の方々)が
垣根を超えた交流と情報交換ですが、
それと同時に今回は
ぐんまHHCの「発達障害支援活動」の運営委員会の発足を
確認させて頂く、大切な会でもありました。
おかげさまで、参加者の皆様の同意を得まして、
この運営委員会を定期的に開催することが決定され、
皆様にぐんまHHCの活動を支援して頂けることに!
現場指導者の方々のバックアップ、本当に心強いです!
簡単にですが、当日の議事録を抜粋して
シェアさせていただきます。
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【交流会内容】
1.ぐんまHHC代表より挨拶(関根)
⇒発達障害に関してまだ治療が確立されていない
病院での中では解決できない問題が山ずみ。
福祉、教育に関わる皆さんと知恵を出し合いながら
より現場に近いものを創り上げていきたい。
2.参加者自己紹介
⇒皆様の現在の活動やエピソードは本当に興味深く
感動的でした。また太田市における相談員さん達が
担う役割の大きさを知れてよかった!(三田感想
及び他の参加者の声)
3.事務局より(三田)
①ぐんまHHC H29・H30活動計画
②「子育てセラピー塾」の実施について
・発達障害支援事業 (親支援)
・運営委員会設置について
(・メンバーの確認 ・日程 ・その他)
4.参加者交流(佐伯)
⇒ 交流会の責任者佐伯スクールカウンセラーの
ファシリテートのもと、本当に活発な意見交換が
なされていました。
以下、皆様の声をシェアさせて頂きます。
◆周囲への周知について
・(親の立場で)
お友達にどう理解してもらったらよいかわからない。
コミュニケーション不和、拘りが強く、集団行動苦手
見た目が(定型と)変わらないので、なかなか理解してもらえない辛さ、
孤独感
(佐伯から)
⇒学校やPTAの講演会で「周知」について重点をおいて講話する
(関根から)
⇒受診する親御さんの気持ちが理解できた。今後配慮したい。
◆家族の理解について
・普段子供の世話をする母親は理解しているが
お父さんの理解がいまいち。
・親御さん自身がパステル(多様化)している
(佐伯から)
⇒父親や家族に周知してもらえるような講演会やワークを検討
子育てには夫婦の協力が不可欠
学校側のの対応について
・学校と家の指針が違うと子供が悩む
(佐伯から)
⇒学校側の色々な法律の変化に混乱
昔:学校へこさせる主流
今:『命』が大事(無理に登校させて命を絶たれる危険性を配慮)
・不登校やいじめの問題の根本理由が多様化していること
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以上から
ぐんまHHCとして
「講演会」や「親支援の為のセミナー」を開催し、
「発達障害の傾向を知ってもらう」ことに特に
力を入れて取り組んでいくことを指針しました!
そして私たちのゴールは
従来の「グレ―ゾーン」(あいまい)のイメージを払しょくし、
「パステル」(さまざまな色)という明るいイメージを持てる
ようにすること!と一致団結!
皆様の活発なご意見有難うございました。
次回の開催は10月初旬の予定です。