20180919 さやかクリニック「自立した健康づくりセミナー」実施報告
2018年9月のさやかクリニック「自立した健康づくり」
の為の心と身体のセミナー(ココカラセミナー)レポートです。
お陰様で毎回満席のセミナー!
残念ながら、都合で参加できなかった方のために
ポイントでをお伝えさせていただきます。
ぜひお役立てください。
【0部 診療デモンストレーション】
クリニックのスタッフによる
点滴療法やデトックス療法についての実演。
診察の様子を実際に体感いただきました。
*この日はオゾン療法の業者の方が来てくださり、
看護スタッフも一緒にレクチャーを受けました。
次回のクリニック基本方針とデモンストレーションは
10月10日(水)10:00〜@さやかクリニックで行います。
【1部 身体のケアセミナー】
テーマ:「インフルエンザ予防について」
講師:関根院長(さやかクリニック院長)
以下、ポイントです。
◇予防接種は必要か?
・予防接種を受ける理由(一般的に)
→抗体(免疫)を作るために(インフルエンザに
かからないために)ワクチンを接種する
疑問点:
ではなぜ?
毎年予防接種してもかかってしまう人、
予防接種しなくてもかからない人
がいるのだろうか?
(受講者さん、激しくうなずく)
推測:
1.毎年ワクチンはその年に流行るだろうインフルエンザの遺伝型を予測して作られる。
→予測が当たる年と当たらない年がある。
つまりワクチンが効く年と効かない年がある!
2.ワクチンには免疫賦活剤(アジュバント)としてアルミニム、
防腐剤として水銀など、身体に害のある物質が入っている
→直接血中に入るので身体への負担が大きい。
結論:
インフルエンザワクチンを過信せず、自分の身体にある免疫力を強化することが
最も優れた予防になる。
本来、免疫は自分自身で獲得するもの。
クリニックでは患者様の自然治癒力をアップするような
医療を提供している。
◇免疫力を鍛える方法
「のどの役割を見直す」
・上咽頭は身体で体内に害になるもの(不審者)が
侵入することを防ぐ場所(門番)であり、一番最初に
外部ウィルスをキャッチする場所。
ウィルスを体内に入れないように普段から
上咽頭を鍛えることが大切である。
・上咽頭は「副交換神経、脳リンパ液、病原菌の出入り口」の
役割を担う重要部分であることを認識する。
◇慢性上咽頭炎について
上咽頭→普段診察では見えない部分で
炎症していることがわかりづらい。
(全体の8割が隠れ炎症を起こしている
可能性あり)
クリニックでは上咽頭の炎症にアプローチすることで
インフルエンザをはじめとした感染症を防ぐ
ための治療を推奨している。
◇鼻が炎症を起こす原因
・ストレス
・環境汚染(黄砂、化学物質)
・気候(乾燥、寒冷)
・重金属の汚染(アルミニウム 水銀 免疫反応)等々・・・
◇セルフケアの方法(予防医学)について
・(鼻炎の特に)人は首の後ろは冷やさないように。
・口呼吸をやめて鼻呼吸をする
・口内環境を整える。
(寝る前の歯磨きを7分間!)
・さやかクリニック推奨
エキナセア点鼻薬や梅エキス ミサトール点鼻液の推奨
・あいうえベー体操
・腸内環境を良くする食事
(腸粘膜を傷つけるグルテンやカゼインを避け、善玉菌が喜ぶ食事を摂る)
◇クリニック予防診療について
1.ドイツ振動療法(身体の機能を調整する ウイルスを排泄する)
2.点滴療法
3.ドクターズサプリメント(ビタミンC,ビタミンD内服、点鼻液指導)
4.食事指導(栄養指導)
クリニックでは、診療とセルフケアを
組み合わせた「オーダーメイド型診療」
をご提案。
患者様の生活スタイルや価値観に
寄り添いながら2人3脚で診療に当たっている。
以上、ポイントでした。
さやか先生、渾身のマインドマップ!
受講者様からわかりやすいと評判!
次回のさやか院長による講義は
10月10日(水)午後1:30〜2:30
テーマ:「ドイツ振動療法の基本」@
ものづくりイノベーションセンター3階研修室
で開催します。
*第2部 詳細はこちらからご覧ください。
予防医学や振動療法について1か講義しますので
初めての方やもう一度学びなおしたい方、
クリニックファンの皆様もぜひご参加ください!
*クリニックの詳しい診療方針や診療内容については
さやかクリニックHPをご覧いただくと
より理解が深まります。
【第2部 心のケアセミナー】
テーマ:「相手を理解するためのコミュニケーション」
講師:佐伯幸子(こころカレッジ統括講師)
◇コミュニケーションとは?
前回学んだ
言語的コミュニケーションについて復習
◇アサーション(自己主張の方法3つ)
・攻撃的(ジャイアン)
・不完全(のびた)
・対等(しずかちゃん)
今回は
2、非言語的コミュニケーションにいて
態度や目を見て話す等 言葉以外の
相手を受け入れる準備や「受け取る力」について学ぶ。
◇コミュニケーションの偏り
→育った(家庭)環境に大きく問題
・怒りの多い環境で育つと怒りのコミュニケーションに。
・恐れの多い環境で育つと恐れのコミュニケーションに。
◇非言語的な「受け取り方」のスキル6つ
→人が心をオープンにして話したくなるスキル。
①傾聴 ②ペーシング ③見る
④質問する⑤承認⑥リクエスト
①傾聴力・・・
・共感的な気持ちで聴くスキル
・自分の思い込みを外して聴く
②ペーシング・・・
・安心感を築くスキル。相手のペースに合わせて聴く。
相手を受け入れる言葉がけ。
・相手の言葉を繰り返す。
OK 「痛い!」「痛かったんだね」(受容)
NG 「痛い!」「痛くない!!」(否定)
・話すスピード、テンポ、間合い(テンポ)
・相手の興味関心ごとに合わせる(在り方)
大事なものに寄り添う気持ち
*二重構造的表現・・・
→NG
怒ってないから言って!(本当は怒っている)
自由にしていいよ!(そんな風には思っていない)
→相手が混乱。ますます話せない。
OK
あまり気分が良くないけれど、あなたの気持ちを
聞きたいな。
→こころの準備はできてだんだん心を開いてくれる。
③見る
・相手の様子を見る
表情等、言葉でない雰囲気を読みとる。
④質問
会話が続くような会話をする。
NG クローズドクエスチョン
「りんごすき?」 → 嫌い、好き (話が続かない)
OK オープンクエスチョン
「どんな果物好き?」 →相手が思考して答えられる
⑤承認する
NG ただ褒める→ 結果だけを承認するイメージ
「100点で偉いね!」→
褒められるために頑張ってしまう。
結果を出さないと認めてもらいない。プレッシャーに。
OK 感謝の気持ちを伝える。
「100点取るために頑張っていたね!
→努力を認めてもらえた満足感。
「お掃除ありがとう。助かった。」
→人の役に立った喜び。
過程や行為を賞賛する。
⑥リクエスト
提案するスキル
NG 命令
・ユー(You)メッセージ
「あなたが〜してほしい ・しなさい」
OK
・アイ(I)メッセージ
「私が〜していただけると助かる」
◇ミスコミュニケーションの原因
(IT社会のコミュニケーション)
直接的な理解し合うことが少なく誤解が生じる。
言葉だけでは伝わりにくいことが多い。
コミュニケーションは言葉と態度、両方が必要。
◇まとめ
「言葉」と「態度」をバランスして訓練することによって
より良い人間関係が築ける。
受け取ること=相手を理解する
ラポール『信頼関係を築く』こと。
以上、7月から全3回にわたった
佐伯先生の「コミュニケーション講座」でした。
次回は10月24日(水)10:00〜12:00
太田行政センター集会室1にて
「こころコミュニティ」として
ワークを行います!
コミュニケーションについてさらに学びたい方は
ぜひご参加ください!
以下、参加者様の感想をシェアさせていただきます。
**********************
【身体のケアセミナー】
・毎回楽しみに参加させていただいています。
インフルエンザのセルフケアや予防方法を知らなかったので
勉強になりました。今年の冬は湯たんぽで首を温めようと
思います。そのほかのケアも試してみようと思います。
・ここならでは!の話が聞けて満足度が高いです。
今年はワクチンを打たずに自身の免疫力を高める
チャレンジをします。
・マインドマップのテキストがわかりやすかったです。
予防接種の話は、血液中に(異物が)入る怖さが理解できました。
鼻の重要性がよくわかりました。
・慢性上咽頭炎の話が勉強になりました。鼻呼吸できていないことに
気づきました。
・会社では強制的にワクチンをうたされましたが、抵抗があったので
予防法を知れて良かったです。クリニックの診療をやりたいです。
他、インフルエンザの予防が理解できた等 数名
【心のケアセミナー】
・コミュニケーション術はスキルだけでなく、
気持ちも大切だと思いました。
・ポイントを絞って具体的に話していただき
わかりやすかったです。頭では理解していても非常に難しい
ので心がけていきたいです。
・もっと深くコミュニケーションについて学びたいです。
・自分を認めて欲しい気持ちが強くてつい「攻撃的な
自己主張」をしてました。今回のセミナーに参加して工夫して
みようと思います。得意ではありませんが楽しんでいきたいと
思いました。
・傾聴が(できているつもりで)できていなかったので心がけたいです。
【その他】
・マインドマップについて学びたい
・ホメオパシー等の自然療法について知りたい
・コミュニケーションを継続的に学びたい
毎回、貴重なご意見をありがとうございます。
本当に感謝申し上げます。
今後の参考にさせていただき、より良いセミナーを
お届けできるように頑張ります!
皆様のご参加をお待ちしています!