フロー状態とは何か?
先日の、エンジニアの矢野和男さんの「データの見えざる手」という本を読んでいたら、フロー状態について気づきがあった。
フロー状態とは、困難なことに対して、自分のスキルを発揮できる状態だそうだ。
その逆、無関心状態とは、比較的易しいことに対して、自分のスキルを発揮する意欲もない状態だ。
フロー状態(最適経験)に入ると、時間感覚を忘れ、楽しく充実感がある。さらに、フロー状態にある人の腕の運動状態を解析した結果、やや速い動き2−3Hz 速歩きくらいの運動状態がフローに入りやすいという。
自分に振り返ってみると、診療をして、多くの人と話すが、そんな時間は、他の仕事時間とは異なる時間感覚と充実感がある。
まさに、バランスボールに座りながら、レヨテストを回しながら人と話している状態は、フロー状態であることが多いようだ。
また、通勤途中に歩いている時に、色々と思いつくことが多い。それも普段と違う脳状態になるのだろう。
ジャグリングも同様だろう。
あなたは、一日の内で時間感覚を忘れるような感覚を味わうことがあるだろうか。
行き詰まりを感じたら、少し速めに歩くのも良いかもしれない。お手玉やジャグリング、けん玉をするのも良いだろう。自分なりのフロー状態に入る動作を持っておくのも良いかもしれない。