やりたくないことを明確にする

しばらく、目標設定シリーズが続く。

昨日、話したように、あなたが、もし

「今年も早かった。やりたいことを何もできず、昨年と変わりばえのしない一年だった。」と感じていたとしよう。

それは、あなたが、自分の人生という車のカーナビに、目的地を「変わりばえのない場所」に設定していたからである。

では、あなたは、どこに行きたいのだろうか。

この、どこに行きたいのか。ということを考えた時、実は、自分の本音にたどり着くことが難しいことがある。

例えば、私は、自治医科大学の大学院を卒業する頃

「世の中の医療を変えるようなインパクトのある研究をしたい。」

と考え、大学で研究を続けることを考えたことがある。ところが、私の本音は

インパクトのある研究を大学でしたいのではなかった。大学病院に残ったなら、やりたくない仕事が待っていた。自分が研究するという身分を保つためには、出世争いをすることになるだろう。ある立場になったら、決められたカリキュラムを医学生や研修医に伝えることにもなるだろう。私はこのことに興味がなかったし、やりたくなかった。なぜなら、既存の医療に限界を感じていたからだ。世の中をあっと言わせて、世の中の医療の常識を変えるような研究をしたいという夢は今でも持っている。しかし、私の目的は、世の中の医療の常識を変えたいのであって、大学で研究を続けることではなかった。それは、研究だけでなく、講演活動であり、患者教育であり、「学びながら健康になる」まちづくりであったのだ。だから、私は、開業し、NPO法人を立ち上げた。

このように、本当に何がしたいのかを自分の心に問う必要がある。

そのためには、やりたくないことを明確にした方が良い。重いカバンを持ちながら、夢を実現することはできない。

今日は、5分間を自分のために使おう。白い紙(真っ白のA4サイズが良いだろう)とカラーペンを用意する。紙の右側にやりたくないことを思うままに書いてみよう。そして、その後で、左側にやりたいことを書こう。考えずに、とにかく思うままに直感で書こう。

あなたの可能性を引き出す大きな目標が見出されるはずである。