大きな夢を実現する

気づけば、ずっとやりたかった統合医療で、クリニックを開業し、経営も安定した。

つまりは、夢が叶ったのだ。

勤務医の頃は、西洋医学で保険診療を実践しているから、収入が得られるのだと思っていた。自由診療で経営が成り立つわけがない。そう思い、夢を描いては消し、消しては描いていた。

それが、今やりたいことを実践して、多くのスタッフを雇用し、自分自身の生活も成り立っている。本当にありがたいし、奇跡的なことだと思うくらい、短期間で夢を実現した。

と言うか、もう、飽きてしまったと言うのが本音だ。うまく行ってしまうと、もう飽きてしまう。つまらない。同じことを永遠とやっていくなんて、なんてつまらないのだと思う。

私の人生のゴールはここではない。一つのステップが完了しつつあるだけだ。

私が実現したいこと。それは、市民の自立した健康づくりを支援することだ。

人が自分で健康になる。

そのために必要な健康概念を啓蒙し、そのための医療を提供する。

それは、医療と言う枠組みではなく、教育だ。

「学びながら健康になる」

これを究極的に追求していく。

もしかしたら、その先は、診療自体が不要になるんじゃないかと思う。もはや、私がやりたいことは医者の範囲を超えている。

世界中の人の健康概念を健全なものに回帰するために、非常識な方法を創造していく。

それを実現したら、私は、クリニックを畳んで、山に引きこもることにしよう。もともと、私は引きこもりなんだ。