コロナウイルス感染を予防する
さて、世の中、恐ろしい情報に溢れている。
「コロナウイルスに感染して死ぬかもしれない。」
と言う恐怖を蔓延させるニュースでいっぱいである。
ウイルスを排除する。接触を避ける。これは、もちろん大切である。
それよりも、もっと大切なのは、ウイルスがもし身体に入ったとしても、感染させない免疫力を高めておくことが重要である。
今日は、ウイルスを身体に入れない方法、そして、もし入っても大丈夫な体を作る方法に分けて説明しよう。
まず、そもそもコロナウイルスなり、インフルエンザウイルスに接触しない、体内に入れないためにはどうしたら良いか。5点ある。
1、人混みに行かない
こんな時は、風邪を引いたと思っても、病院には行かないこと。そして、満員電車には乗らないこと。である。それができないときは、以下を心がけよう。
2、手洗い、うがいは基本
これは、基本である。うがいは、口の中をぐちゅぐちゅぺしてから、喉のガラガラうがいをすること。50−60度のお湯でやれば、ウイルスが死ぬので、なお良い。温度については、バイオレゾナンス学会で、検証したそうだ。
3、マスクは必要か
もちろん、感染予防にはなる。しかし、万能ではない。
マスクは、飛沫感染を防ぐことができる。隣で、咳、くしゃみをしている、もしくは、自分が咳、くしゃみをしているならば、それは、感染予防になる。
ところが、空気中に浮遊しているウイルスは、コロナウイルスもインフルエンザウイルスも極小である。マスクの網目はすっと通ってしまう。
それゆえ、マスクをして、口を開けていたら、感染リスクは上がる。マスクは万能ではないのだ。
マスクが売り切れるのは分かる。しかし、マスクが売り切れて、マスクができなかったらどうしようというパニックを起こすのは馬鹿げている。
マスクが売り切れたら、ガーゼや、キッチンペーパーで手作りしても良いだろう。
我々の体は、もともと鼻というマスクを持っている。マスクがなくて、不安というあなた。鼻呼吸を心がけよう。
スペインに旅行に行って、空港でもどこでも、マスクをしているのは、日本人と中国人だけだった。ヨーロッパでは、マスクをする習慣はない。マスクをしているのは、自分が病原菌を持っていて、人に移さないようにしている人だけだそうだ。おそらく、マスクの売り切れ騒ぎをしているのも、日本と中国だけだろう。
マスクがなくても、あなたは死なない。落ち着こう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200205-00010014-abema-int&p=1
4、口呼吸ではなく鼻呼吸
鼻というのは、粘膜上の線毛、およびリンパ球がウイルス感染を防ぐ。さらに、鼻腔は、入った空気を加湿して、肺に取り込むため、口呼吸よりもウイルス感染を防ぐ働きがあるのだ。
さらに、マスクをして口を開けていたら、本末転倒だ。口からダイレクトにウイルスが入り、感染してしまう。
口を閉じて、鼻呼吸としよう。寝るときの口呼吸が気になる人は、口テープを貼って寝よう。
5、上咽頭のケア
日頃から話しているが、鼻呼吸のウイルス感染の玄関は、上咽頭である。ミサトールや当院で販売しているエキナセア点鼻液を使って、上咽頭洗浄しよう。
どちらも手元になければ、ぬる湯に塩をひとつまみ入れて、仰向け状態で、鼻から入れれば良い。私は、この時期は、1日4−5回は、エキナセア点鼻をしている。特に感染症患者を診察した際は、必ず、点鼻をしている。
ここからが重要だ。では、もしウイルスが体内に入ってきても大丈夫な体を作るにはどうしたら良いか。
ズバリ「免疫力を上げる」方法を4点説明しよう。
1、睡眠を十分とる
睡眠時間が短い人は、十分に寝た人に比べて、4倍インフルエンザに感染しやすいというデータがある。厳密には、睡眠に満足している人と満足していない人というくくりなので、疫学研究としては、不十分ではあるが、大切なことである。
https://straightpress.jp/20130121/26710
私は、睡眠不足が続くと体調不良になることは、身をもって体験している。ぜひ、この時期、睡眠をしっかりとろう。
2、腸内環境のケア
便秘や下痢、おならが臭いという人は、腸内環境が悪い可能性がある。乳酸菌がインフルエンザ感染予防に有効だというのは、有名な話である。
ぜひ、小麦粉を避け、添加物を避け、良質な乳酸菌サプリを摂ろう。
3、十分なビタミン
ビタミンC,ビタミンDはインフルエンザ感染予防のエビデンスがある。これらのサプリメントを意識して摂るのもお手軽な感染予防方法である。もちろん、果物や野菜などバランスよく摂るようにしよう。
何より、コンビニ弁当やジャンクフードは、添加物いっぱいで、ミネラルやビタミンを消費する。ぜひ、自炊をしよう。
4、免疫力を上げる治療法
ドイツ振動療法で、感染予防振動コードでハーモナイズしながら、水素吸入療法、高濃度ビタミンC療法やオゾン療法などの点滴療法を提供している。
当院での感染予防スペシャルメニューをご希望の方はご来院いただきたい。
何れにしても、他力本願でいると、コロナウイルスは恐怖でしかない。マスクが手元にないだけで、パニックになってしまう。ぜひ、他力本願ではなく、セルフケアに力を入れよう。
自分で、自分の体は守ろう。