自分の天命はいつ決まっているのか

しばらく、妄想シリーズにお付き合い頂きたい。

さて、もしも、天国があったならシリーズにお付き合い頂きたい。

もしも、自分に守護霊様がいたならば、どんな会話が成り立つだろうか。

「守護霊さま、私の職業は、いつ決まったのでしょうか。」

「う〜ん、生まれたときかな?」

「え?人は、生まれた時に、職業は決まっているのですか?」

「そうじゃよ。」

「では、私は、医者になることは、決まっていた?」

「う〜ん。まあ、そうなるかな。今の世の中では、医者という肩書きじゃが、ヨーロッパで時代が変わると、フィトセラピスト、日本では漢方医、まあ、アルケミスト、修道女とか、時代が変わると呼び名が変わる。」

「え?どれも違う職業に聞こえますが。」

「いやいや、どれも同じじゃよ。人のために役立つこと。人を治すという意味では大きくは一緒じゃ。」

「はあ、そうですか。では、私の以前の職業は、フィトセラピストや修道女やアルケミストだった時代があったということですか?」

「まあ、それは、わしから聞かなかったことにしてくれたまえ。前世のことなど聞いても役に立たんよ。」

「では、守護霊さま、私の寿命は決まっているのでしょうか。」

「まあ、決まっているだろうな。あ、失敬。聞かなかったことにしてくれるな(笑)」

「もちろんです。内緒にしておきます。ところで、人は死んだら、天国に行けるのですか?」

「そうだな。よく、この人間界では、天国と地獄という表現をするが、ちょっと違う。まず、死ぬとこの世からあの世へ行く。あの世は、君たちからするとパラダイスという天国のイメージかもしれないが、ちょっと違う。我々、あの世の世界では、神界と仏界に別れている。この世で天命を全うした人は、神界に行く。神さまとなり、世界全体の平和のために、役割があり四六時中真面目に働いている。働くと言っても、ちょっとこの世の働き方とは違うがな。まあ、寿命がないので、使命を全うするまで、働き続けるわけだ。だから、ちょっと、この世を懐かしく思うものじゃ。ちょっと病気になったり、死んだりして、自分の使命に働くのを休むことができるからな。神さまの間では、この世にバケーションにそろそろ行きたいなあと思っているものも多いんだ。」

「そうなんですか?死んで、神界に行くのも、結構大変ですね。何が楽しいのですか?」

「そりゃ、真面目に働くと、与えられる力がどんどん強くなるのじゃ。だから、真面目に働いた神さまは昇格して、どんどん世の中を変えて行けるから、それをやりがいと感じる神様ももちろん多い。まあ、わしは、ちょっと疲れたので、あんたをこの世に行かせて、あんたの守護霊という立場をしている。」

「じゃあ、守護霊さまにも、この世の何かを変える力をお持ちですか?」

「まあ、そうだが、それは、人間を通してしかすることができないから、あんたさんが、私のいう通りに動いてくれるよう一生懸命メッセージを送っているのだ。あんたが、骨折したり、うつになったりした時は、わしにとって、チャンスだったな。まあ、あんたさんは、そのメッセージをうまく受け取ってくれたので、わしは、もうあまり何か一生懸命伝える必要もなくなったかな。」

「え〜!いや、まだまだメッセージくださいよ。」

「いやもちろん、メッセージは送り続けている。それをきちんと受け取るようになっているから、まあ、安心じゃよ。周囲の人に感謝しなさい。そして、自分を信じなさい。」

 

という、また、土用期間はどうやら私の妄想期間らしい。今日もお付き合い頂き、ありがとうございます。