自分の仕事を創る

ある先生が、こんなことを話していた。

ITが発達して、AIロボットに次ぐ、AIドクターが出てきたら、医者は仕事を失うのではないか。

医者と言う定義を「病気を診断し、治療する。」とすると、それは、ロボットに取って代わられるかもしれない。

しかし、医者の定義を「病気を予防し、人の健康を支える」とした瞬間に、対象者が全人口となり、ロボットに任せられない仕事は無限大に広がる。

では、教師はどうだろうか。「子供に勉強を教える」とすると、確かに、それは、ロボットに代わられ、みんな、自宅で、パソコンやスマホがあれば、youtubeなり通信で、勉強すれば済むかもしれない。

しかし、教師の定義を「子供の夢の実現を支える」とした瞬間に、教師の仕事はロボットにはなし得ない、人間性が試されることになる。

どんな仕事も、時代が変わると、定義を変えて行く必要がある。

時代が変わって、自分の仕事が減ってしまうと嘆く前に、仕事の定義を見直してみよう。

きっと新しい可能性が広がってくるだろう。

ビジネスとは、新しい価値観を創出することである。

数年後には、現在想像も及ばなかった仕事が出てくることだろう。

若者に伝えたい。

現在の価値観で、将来の夢を規定しないで欲しい。

君たちが、成長した未来の世の中は、現在には定義すらされていない仕事が、どんどん出現している可能性がある。

ぜひ、自分の頭で考えて、自分の仕事を創り出して欲しい。

私たちには想像もできない世界が広がっているはずである。