古事記を読む

日本の歴史を知りたくなって、うずうずしていたところ

「古事記を読むと良いですよ」と勧められて、読んだ。

日本の八百万の神様は、男性も女性もいて、得意なことと不得意なことがあって、欲望や感情もむき出しで、とても人間らしいなあと思った。

日本人が、昔から、「お互い様」「お陰様」と助け合いの精神で、生きてきたルーツが何となく分かったような気がした。神様にも得意分野と不得意分野があって、役割分担している。万能な神様などいない。ましてや万能な人間などいるはずがない。

私は40才になって、人生の折り返し地点と思っているが、ようやく、全部自分でやろうとするのを手放すことができた。

自分の得意なことと不得意なことを理解して、やっと受け入れられるようになった。それも、今まで、不得意なことも含めて、全力でやってみた結果だと思う。

その結果、随分とエネルギーの無駄遣いもしたのかもしれないが、今となっては、無駄なことは何もなかったと思っている。

これからは、得意なことに集中しよう。

そう思った。

実は、不得意なことを他者にお願いできると、チームがどんどん大きくなって、自分一人でしようと思っていた頃よりも、ずっと大きなことを実現できるのだろうと思う。

今年度がいよいよ始まった。

仲間と一緒に叶える夢はどんどん広がって行く。