経皮毒

今回、経皮毒について、自立した健康づくりセミナーでお話しした。

今までは、こういった化学物質のことを話すときに、どこまで話すか悩むこともあった。なぜならば、「さやか先生、独自のお考えですか。そんなこと聞いたことありません。」と批判されるのが怖かったからだ。大企業に優しい日本では、CMでは、香りブームで、柔軟剤や消臭剤のことばかり。化学物質過敏で悩む人たちのことは、テレビなどマスメディアで取り沙汰されることは少ない。

ところが、今回は、大胆にお話しした。もう、悩んでいる暇はない。被害は拡大しているし、真実を伝えていかないと、子供達に負の遺産を残すことになる。化学物質によって人類が新たに獲得したアレルギー体質、がん体質などは、エピジェネティクス によって次の世代に確実に引き継がれるからだ。どうして、これほど、アレルギーが増え、膠原病が増え、がんが増え、原因不明の病気が増えているのかを考えなければならない。

私たちがやっていることは、物事の本質を伝えて、自分たちでできることはする。化学物質過敏になってしまったら、それを治す体づくりをする。一方で、やはり、社会に向けては、そのような体に害になるものを作らないような働きかけをして行きたい。もしくは、その代替え品を提案していきたいと思う。

みんなが健やかに暮らせる世の中を作っていきたいいというのが、私たちの願いであり、皆の願いだと思う。