期待しない そして あきらめない

恐らく、子育て中の親なら誰でも

「なぜ、うちの子は私の言うことを聞かないのかしら。」

もしくは、旦那さんまたは奥さんに

「なぜ、夫(妻)は私の言うことが分からないのかしら。」

と言う経験はあるだろう。

これは、何も家族関係だけではない。友人、知人、会社の仲間、隣近所、全てのコミュニケーションに通じるのだ。

「なぜ、自分の伝えたいことが、相手に伝わらないのだろうか。」

その時、人は、伝える相手に理解して欲しいと無意識に思っている。そして、コミュニケーションが配達されず、相手に伝わらなかった時に、とてもがっかりする。このがっかり度は近しい人ほど大きい。

その後の人の行動は2通りに別れる。

一つ目は、あきらめずに、伝え続ける。

二つ目は、あきらめて、伝えるのをやめる。

社会において、後者に陥ってしまう人は多い。

「伝わらないから、もう言うのはやめよう。」

ところが、子育てだったら、我が子に伝えるのをやめる親はいない。何も家族に限らず、自分にとって大切な人だったら、愛情深い人ほど、伝え続けるだろう。

この時のポイントは、

相手に期待しないで、伝え続けることである。

期待しない。でもあきらめない。

すると、いつか伝わる日が来るかもしれない。もしくは、別の人に同様のことを言われて、あの時、あなたに言われたことと同じと気づく日が来るかもしれない。

バイオレゾナンス医学も代替・統合医療も、すぐに受け入れることはできないことも多いが、相手に理解を強要せず、期待しすぎず、伝え続けようと思う。