方向性を間違えているvol.5

最近では、掌蹠膿疱症という原因不明の病気にも、扁摘パルス療法が適応になっているらしい。

医者の説明はこうだ。

「掌蹠膿疱症の患者のうち、扁摘パルス療法をすると良くなる例があります。全員ではなく、治らない可能性がありますが、受けますか?」

「掌蹠膿疱症の患者は、喫煙率が高いことが知られており、禁煙すると良くなる例がありますので、禁煙してください。」

謎は深まるばかりだ。なぜ、掌蹠膿疱症で、扁桃腺を摘出すると良くなるのか。なぜ、タバコを吸っていると掌蹠膿疱症になるのか。説明が不十分である。

では、当院での掌蹠膿疱症の原因指向型アプローチを説明しよう。

1、掌蹠膿疱症を発症した原因を、バイオレゾナンス医学によって推定する。

2、多くの患者は、歯科の重金属、腸内カンジダ、小麦粉に含まれるグルテンやコンビニ弁当などの添加物過多による腸内環境の悪化。喫煙などによる上咽頭炎がある。つまり、腸、上咽頭の炎症による病巣感染で手のひらに湿疹ができている。さらに、忘れてはいけないのは、経皮毒だ。食器洗い洗剤、ボディーソープ、シャンプー、お手拭きなどに含まれる合成界面活性剤などが多い。

3、解毒する。腸→肝臓→腎臓の順番。食習慣指導、乳酸菌内服、漢方内服、そして、グルタチオン点滴で解毒する。ドイツ振動療法で、各臓器の調整をする。洗剤やシャンプーなどの日用品を安全なものに変えてもらう。

4、上咽頭のケア。禁煙はもちろん、上咽頭洗浄を梅エキスやエキナセアハーブ水によって毎日実践してもらう。

5、スキンケア 最近は、オゾン化オイルを用いている。

なぜ、喫煙によって手の湿疹ができるのか。なぜ、扁桃腺を摘出して手の湿疹が治るのか。そして、なぜ一定の割合で治らない人がいるのか、医者は説明すべきである。

喫煙によって上咽頭炎となり、病巣感染で手の湿疹ができる。扁桃腺はその炎症の病巣となっているからとると一時的に手の湿疹は良くなる。しかし、歯科金属があり、小麦粉や添加物による腸の炎症があり、合成界面活性剤入りの洗剤を使い続けていれば、湿疹は治らないだろう。

当院の治療法によっても、病気が良くなる人もいれば、すぐには良くならない人もいる。その違いは何か。

自分で学ぼうとする人は、治癒が早い。

先生、お任せという人は、治癒が遅いのだ。

学びながら健康になるがモットーだ。そのために、私たちは、セミナーやブログで情報発信を続けている。動画配信もできるように整備していきたい。