五階層の感情整理
先日、スタッフNちゃんがニコニコしながら
私にお茶を差し入れしてくれた。
何やら、フラワーエッセンスを入れてくれたらしい。
その中身をおそるおそる聞いてみると
怒りに関するものだった。
自分の中に怒りがあるなんて、思ってもみなかった。
さて、自分の心の中ほど分かりにくいものはない。
何だろう。
怒りは二次感情であり、その元になる感情が隠れている事が多い。
私の場合は、悲しみだった。
人から馬鹿にされることに対する悲しみだった。
この感情は小さいころから、自分の中でしばしば出てくる感情だ。
その感情がむくっと出て来た。
自分の感情を五階層で整理してみる。
【段階1】自分の感情に気づく
そう悲しかったんだ。
ある人から言われた一言に悲しみを感じていた。
そう、そもそも、悲しみを封印していて
自分が悲しくて怒っていることさえ気づいていなかった。
気づいたら、涙が出て来た。
【段階2】相手は、どう思っていたのか。
自分のことで精一杯で、自らの劣等感がゆえに
相手に対して攻撃的になったのかもしれない。
【段階3】俯瞰してみる。
同じパターンを繰り返している。
相手の感情に踏み込みすぎている。
自分の課題と相手の課題を分ける必要がある。
自分のペースでよい。
【段階4】自分に自信を持つ。
人からの些細な言葉に傷ついてしまったのは
自分の中に劣等感があったからこそだ。
できないこともあるが、今の自分を受け入れて
目の前にあることに一生懸命取り組んで行けば良い。
【段階5】公の視点を持つ。
今自分がしていることで、世の中に貢献できると実感している。
自分のため、相手のため、社会のために、
精一杯生きる。