バルセロナ旅行記⑥
さて、最後の旅行記は、何と言っても、フラメンコ。
エル・コルドペスという劇場を予約して観に行った。ビュッフェ型ディナーのあとでの鑑賞会だった。
ひとり旅だったので、少量ずついろんなものが食べられるのは嬉しい。
ちょうど隣に座った女性が日本からのひとり旅の方だった。とても旅慣れていて、バルセロナのオススメのお店、観光地を教えてもらった。
そのあと、通された席が、まさかの最前列のど真ん中だった!大迫力!
フラメンコとは、実は、演劇やオペラのように貫かれたストーリーがある訳ではなく、即興、その時の気持ち、思いを自由に表現しているのだそうだ。
そのダンサーの思い、一生懸命さ、素直な喜びなどが一心に伝わって来た。かっこいい!と思わず歓声をあげた!
実は、感動とは、計画されたものの外に生まれることが多い。
そういう意味で、フラメンコはとても魅力的だった。
旅行記はこれで、お終い。また現実世界に戻ろうと思う。