もし、この世に医者がいなかったなら
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Dr.さやかの音声ブログ:医者が、もし、この世にいなかったなら。
死生観について、考えたことがあるだろうか。
医者になりたいけど、悩んでいる女子高生に、聞いてみた。
「なぜ、医者になりたいのに、抵抗があるのか?」
「本来そこで死ぬはずの人間を救うことに、意味があるのだろうかと考えるんです。」
私は自分の耳を疑った。
高校生から死生観について話を聞くなんて思ってもみなかった。
そして、立ち止まって、医者の存在意義について考えてみたのだ。
今、全国のクリニックで患者が減っていて、医者が経営に困っているというニュースが流れるが
国民が医者に行かなくなって、日本人のQOLは下がっただろうか?
もらわなくて良い薬をもらわなくなり
しなくてい良い検査をしなくなり
むしろ、皆、私たちQOLは上がっているのではないだろうか。
そうならば、医者がいなかったら、この世の中は、困っていたのだろうか?
皆、医療で、自分の命が助かるということを過信しているのではないだろうか。本来、人は、使命を全うしたら死ぬことになっていると思う。
寿命なんて、人間が操作できることではない。
では、なぜ、私は、医者として生きているのだろうか?
私たちは生きている間、魂に反する行動をすると、自分の身体や心は、メッセージを送ってくる。
そのメッセージを一人では読み解けない人がいる。
そんなメッセージを読み解いてあげるのが医者の役割ではないかと思っている。
だから、あの手この手を使って、そのメッセージを読み解く訓練をする。その大きな役割を担ってくれているのが、バイオレゾナンス医学だ。
今回は、女子高生からのミラクルな言葉に、私自身の生き様を考えさせられた。感謝したい。