ありのままの自分を受け入れよう。
マイナス感情と言うのは、誰しも見たくない感情である。
恐怖、恥ずかしい、悲しみ、怒りなどなど。
それらに蓋をして、麻痺させる方法がある。
それは、自らを依存に陥らせれば良い。タバコ、お酒、薬、過食、ゲーム、過剰なおしゃべりなどなど。人は見たくないものを覆い隠すため、何かに依存する。家に変えれば、ゲームに没頭し、ビールとフライドポテトが手放せない。タバコが手放せない。酔っ払った状態で、自分の脳の活動を停止させる。そして、寝床につき、翌朝を迎える。
ところが、人間は、感情を部分的に麻痺させることはできないのだ。つまり、マイナス感情だけ麻痺させて、喜びや楽しさなどのプラス感情は味わいたいと言うわがままは許されない。
一度、依存の人生を送り始めると、マイナス感情もプラス感情も麻痺させてしまうのだ。すると、見たくない自分を覆い隠すことはできるが、喜びを感じることもなくなる。人生は灰色となる。そして、ずっと自分をごまかして生きていくことになる。
では、依存に陥らず、楽しい人生を味わうにはどうしたら良いか。
マイナス感情というありのままの自分を受け入れることである。自分の中に、粗野な荒々しい、そして傷つきやすい不完全な自分がいるということを受け入れること。そのことを受け入れて初めて、楽しみも喜びも感じることができるのだ。
自分の本当の心の声に耳を傾けよう。ありのままの自分を大切にしよう。