ピンチはチャンス
先日、自立した健康づくりセミナーで、うつ予防についてお話しした。うつ予防を考えていたら、そもそも、うつ病だけ出なく、すべての人にとって感情整理するためのメソッドだと気づいた。
そのベースとなってるのが、エドワード・バッチ博士のフラワーレメディーの概念だ。
野に咲くお花から癒されて、自分の人生に向き合ったバッチ博士。バッチ博士自身が、とても繊細で、自分の感情整理のために、このフラワーレメディーを体系化したのだと言われている。
私自身、とても繊細だ。実は、このセミナー自体、私自身のためのセミナーだ。心の整理のための質問紙作りもアプリ作りも私自身のためである。
医者だと言うだけで、世の中の人は、エリートで、完璧な人間だと思うだろう。
しかしながら、私は、エリートでもないし、どちらかと言うと凸凹した人間だ。スマートな完璧な人間ではない。
だから、生きづらさを抱えた人、うつ病になってしまった人、障害を抱えた人の気持ちがよくわかる。そんな人たちの気持ちをよく理解できる。
障害者も健常者も
病人も健常人も
みんな同じだと思う。自分のマイナス感情に蓋をしてしまったら、前には進めない。凸凹しながら、自分に向き合って、遠回りしながら、自分の道を進んでいく。
私は、世に言うスマートに生きる人たちが苦手だ。建前が多くて、本音が分からない。平気で嘘をつける人たち。嘘をついても何とも思わない人たち。
私は、人から嘘をつかれたり、誤魔化された時に、とても傷つく。
「さやか先生は、真面目すぎるんですよ。適当にやれば良いじゃないですか。世の中、そう言うものです。」
そんな言葉がどこからか聞こえてくる。
私は、誤魔化さずに、正直に生きていきたい。