潜在意識を活用する
潜在意識を活用すると言うと、新興宗教とか怪しい世界を考える人も多い。
ところが、これは、実に誰もが日常にしていることである。
私が、自分の潜在意識に驚かされたことが、いくつかある。
*附属中学校に受かった時
親も誰も受験を勧めたわけではないけれど、自分では、行くつもりでいた。学科試験と面接試験のあとで、最後は、なぜか親がくじを引いて決まると言う学校だった。くじ引きは私は行かなかったが、私の母親はくじ運が強く、合格した。自分の中で決めていたことが、叶った。
*医学部に受かった時
これも、自分では行くと決めていたので、その通りになった。一年は浪人したけれど、不安はなかった。
*怪我をして大学病院をやめることになった時。
もう無理だ。いつかは、病院を辞めて、群馬に帰ろうと心に決めていた。しかし、それを言い出す勇気を持たなかったため、誰かの力を借りようとしていた。そんな時に怪我をして、病気になった。自分の意識によるのだろう。
*クリニックを移転した時
もうそろそろ、クリニックを新しくしようと思った時。これは、今までと違って、かなり、自分の意識を使った。意図した。結果的に、自分の理想とした場所に、移転開業できた。
人との出会いも全て必然だと思っている。
そんな時、人は、自分の夢を強く思い描けば、潜在意識を使えると思っているが、そうではない。潜在意識のお掃除をする必要がある。本当に望んでいることと、望んでいないことを知り、自分の感情を知ることである。そして、したくないこと、マイナス感情はしっかり受け入れる必要があるのだ。
「それは、さやかさんだから、実現したのではないですか?私には無理です。」
と言ったあなたの、「私には無理です。」と言う潜在意識が現実化する。
潜在意識を追求すると結果的に、オカルト集団的な変な思考になるため、どちらかと言うと実生活で、仕事で、目に見える形で、思考を形にして行くことが健全なのだと思う。
それが、家庭であっても仕事であってもそうだ。
だから、自分の素直な思いを大切にしよう。
誰にも遠慮せず、世の中のために、自分の思いを形にしよう。