矢山クリニック再訪
先日、YHC矢山クリニックを再訪した。
研修の前日から、クリニック内の病棟の一室に泊めて頂いた。
部屋に入ると、こんな一枚の紙がドアに貼られていた。
全て575の俳句で書かれている。
病室にはテレビなどの電化製品はなく、本が置いてあった。
読みたい本ばかりで、つい、手に取った本に読み耽ってしまった。
まるで、自分が研修に来たのではなく、療養に来たのかと勘違いしてしまうほどだった。
美味しいお茶が飲み放題で、無農薬の野菜を使った食事で、とても癒された。
何より、矢山先生との再会がとても嬉しかった。
ずっと背中を追い求めてきた矢山先生。10年前に訪れた時には、まだ開業する前の勤務医で悩んでいた頃。その時に診療を見学した時には、何が何だかわからなかった。今になって改めて、研修医になった気持ちで、見学させて頂いた。あまりに繊細で、ロジカルな診療に感動した。研修では、19cmもリンパ節が腫れた83歳女性の悪性リンパ腫が、ほぼ完治まで
に至った症例報告を頂いた。
やっぱり本物の医療を追求するのは楽しい。
改めて、私自身の生き方、医師としてのあり方を見直す2日間となった。
研修日の午後には、矢山先生オリジナルの漢方薬で漢方蒸しと
プラズマ療法を受けさせて頂いた。
当院でも漢方蒸しを提供しているが遠赤外線の効果もあり
しっかり汗をかくことができた。
プラズマ療法は、今後当院でも取り入れていきたい治療法で、
体全体がポカポカと温まり、ATPが増幅されたようだ。