20200422「第1期/漢方養生実践講座」実施報告

第1期/漢方養生実践講座がスタート致しました

*新型コロナウイルス感染防止の為、参加者の検温、手洗い、消毒、参加者マスクの着用、遂行し、人数を制限して実施致しました。

いよいよ4月から10月まで全6回の講座が始まりました!
事務局三田より、実施報告を致します。

本講座は講師に太田薬局の太田智弘先生をお招きし、
さやか先生とのダブル講師で実施します。
東洋医学の観点で季節に応じた養生を学ぶ、実用性の高い講座です。

記念すべき第1期は3名の参加者とスタッフと共に、予防医学、
東洋医学について学びを深め、どんどん実践していきます!

まず最初にさやか先生の講義から。

『ウイルスは敵ではない
「やっつける」のではなく「寄せ付けない」身体へ』

この時期だからこそ、本講座を学ぶ必要性について
お話がありました。

そしてフューチャーマッピングを使って、皆さんとゴールを共有しました。
最初にゴール設定をする事で、皆さんの学びの意識がより明確になりました。

続いて太田先生の講義へ。

1800年前に書かれた「傷寒論」を読み解いたり、
(さすが実践講座!)

こちらについてはさやか先生が音声ブログでお話
しているので是非ご覧ください!

Dr.さやかの音声ブログ↓↓
「傷寒論から学ぶ」

その他、

五行を復習したり

病気の進行順序により対応する漢方薬を学んだり。
本当に盛りだくさん!
皆さん、聞きたい事がいっぱいで質問が飛び交ってました。

「漢方薬はインフルエンザであっても、
新型コロナウイルスであっても、患者の病状によって
処方するので、対応する薬がない!
なんてことは絶対に
ないんですよ。」

との太田先生の説明に、皆、心から勇気づけられました!
今の世の中に、声を大にして伝えたいです。
(因みに新型コロナウィルスは→「太陽病」「少陽病」等で初期対応できそう、
とのことです)

そして講義の合間で合間で、
本講座の目玉「生薬を作ってみよう!」にも挑戦していました。

生姜→生姜(しょうきょう:生の生姜)、乾姜(かんきょう:熱した生姜)
山芋→山薬(さんやく:生の長芋)

を材料に、ワークを行っていきます。

材料は
よつ場生協さんより有機生姜と減農薬長芋を取り寄せ致しました。(拘り)

1日目は乾姜(かんきょう)作り。

↓↓

和紙で生姜を包み、

熱した灰の中に入れいきます。

灰が沸騰?グツグツしていて熱そう・・・

灰で熱した生姜はホクホクしていて香ばしくて。
香りだけで、健康になりそうでした!

宿題として、それぞれの材料をスライス→乾燥させて
次回持ってきて頂きます。

来月には↑↑こんな感じでお持ち頂けるはず。
(写真は太田先生のお手本です)

こちらをもとに、粉砕機を使って粉状にしたり、
蜂蜜と練って、玉状にしたりしていくんですって。

桂枝玉の作り方!(シナモン好きには堪らないです)

これから、どんな風に仕上がっていくのかが
本当に楽しみで仕方ありませんね!

最後に太田薬局とさやかクリニック監修「根っこ茶」をプレゼント。
すごく喜んでいただけ嬉しかったです!

以上、2時間の盛りだくさんな講義でした。

参加者から

「この時期だからこそ参加する意味があった。本当に参加できて良かった。
家族や周りの人の健康に役立てていきたい。」

「今まで本を読んでも???だった、気血水の仕組みがよく理解できた。」

「汗が出る仕組みを学び、水分の取り方を誤解していたので自分の体質にあった取り方を
していきたい。」

との感想をいただきました。本当にありがとうございました。

そして早速「材料を庭先に干してます!」と報告写真が。

仕上がり、期待しています!
次回、また皆様で学べることを楽しみにしています。
引き続き、宜しくお願い致します。