便利さと健康の追求
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さて、こんな議論がなされている。
オランダのアムステルダムでは、今年の１月５Gの健康被害に対して、住民デモがあった。
スイスでも同様な住民活動があり、スイス政府は５Gアンテナ建設を休止している。
電磁波の健康被害について、こんな動画も配信されている。
便利さを追求するあまり、健康に対する害の議論を忘れてしまっていないだろうか？
５Gが今回の新型コロナウイルスに影響するのではないかという議論がある。
この論文で、電磁波が、免疫システム、自律神経系、赤血球の働きに影響していることが証明されている。
恐らく、新型コロナウイルス感染も、電磁波によって重症化する可能性はあるだろう。しかし、直接的にこの関係を証明した論文はない。
その理由は２つある。一つは、研究には、比較対象が必要だが、全く電磁波に暴露しない人たちを作ることが無理なことだ。もう一つは、感染症と電磁波の関係の間にある交絡因子を全て測定することが困難な点だ。
このような臨床研究の結果が出るのに、例えば１０年以上かかったとすると、その頃には、重篤な健康被害が出てしまっているだろう。
科学的な検証が間に合わない可能性もある。その間に、技術はどんどん進むのだ。
私は、何も、山の中で、江戸時代のような生活を推奨しているわけではない。便利さを享受しながら、私たちの健康を保てることはできないだろうか。
そのためには、電磁波の健康被害を最低限に抑えるための技術も開発されるべきなのだ。
レヨネックス社では、それに対して、多くの商品開発をしている。
当院においてある、デュープレックスも、携帯できるミニレヨネックスもその一つである。
また、電場や磁場を低減する方法で、最も有効なのは、電化製品にアースをとることだ。
皆で、議論しながら、健康で最新技術の恩恵を享受できる世の中を作って行きたいと思う。
