西洋文化を最も取り入れたアジア人

日本人は、西洋文化を最も取り入れたアジア人と言われている。

確かにそうかもしれない。
異国の文化を取り入れて、解釈し、いつの間にか自己流に仕立ててしまう。
融合 すなわちハイブリッドが得意だ。

また、日本人の柔軟性というのは、素晴らしいと思う。
こんなところに日本人が住んでいるという番組があるが
世界中、どんな文化にも順応して生きている日本人がいる。
国民性なのかもしれない。

2年前にドイツにバイオレゾナンスの現場を見に行って驚いたことがある。
ドイツでは、自然療法師と呼ばれる療法士が、バイオレゾナンスのクリニックを
開設し、全土に広がっていた。採血やホメオパシーなどの処方権も持っているため
日本でいう柔道整復師などとは、また異なるイメージだった。
その中で、ドイツ人医師と自然療法師のご夫婦が営むクリニックや
自然療法師単独のクリニックを拝見した。
少数ではあるが、バイオレゾナンスを自分流に使いこなしている療法師を見学できて、
とても参考になった。
一方で、ドイツ人医師の間でのバイオレゾナンスの認知度はまだまだで
これからが期待のようだった。

日本に帰って来てから思ったが
日本人ほど、バイオレゾナンスの真髄を理解して
日本流に実践している国は少ないのではないかと思う。
そして、医師自身が、バイオレゾナンスに取り組んで
自分の得意分野から、発展させているというのは、本当に貴重であると改めて思った。

バイオレゾナンスの考え方がダウジングから来ているため
西洋文化でありながら、自然の捉え方が東洋の文化に近い。
このため、日本人に親和性がある学問体系であると言えるだろう。

このように、西洋で生まれたものを日本に取り入れて
また、新しい産物として、世界各国へ発信していくと
日本から新しい医療の形を提案できるのではないだろうか。

世の中は、自分たちの脳で考えたことが
実現するようになっている。
皆で、知恵を出し合えば、現場に縛られず、
楽しい世の中を作っていけると思う。