自己意識と組織化

先日、風邪を引いて、スタッフミーティングを欠席した。

皆にお願いしたところ、様々な議題で盛り上がったようだった。後日、結果を報告してもらったところ、水素吸入機器のことから始まり、様々なことが決まっていた。

どうやら、さやかクリニックは、チームさやかから、組織に変化したのだと自覚した。

私がいなくても業務が回ることが私の夢であったので、ありがたかった。一方で、なんだかさみしい感じもした。

以前、フロー経営を教えている天外塾に参加した時

経営者が自己顕示欲を手放す必要があると聞いた。

社長は顕在意識では、部下に任せると言いながら、実際に部下が自分なしに仕事ができるようになるといたたまれなくなる。それは、自分の存在価値を見出せなくなるためであると。この意識こそが、自己顕示欲でしかないと。

あ〜。自分なしに組織が回り始めて、自分が知らないことが多くなってくると、何だかさみしいと感じるなあと、実感した。組織が大きくなって、人に任せるというのは、そういうことなんだろうなあとしみじみ思った。

組織が大きくなるとき、私も自己顕示欲というマイナス感情を手放そう。

私たちのゴールは、私が中心のシームさやかを作ることではなく、私たち一人一人が、「学びながら健康になる」まちづくりを支援することだ。

公のゴールのために、私的な支配欲を手放そう。