肺炎患者の推移
厚生労働省のHPで人口動態調査というのが公表されている。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/index.html#anc-01
この中で、死因別死者数の推移を見ることができる。
ちなみに2017年の統計によると
死者数 1340000人
肺結核 2306人
肺炎 96841人
慢性気管支炎 肺気腫 9092人
喘息 1794人
交通事故 5004人
不慮の事故 40329人
自殺者 20465人
肺疾患(まとめると)110033人
年によってばらつきはあるだろうが、毎年11万人前後の人が、肺疾患で亡くなっている。
私の疑問は、3つ
1、日々報告されている新型コロナウイルス感染による死者数(現在約200人)は、肺結核やその他の肺炎、喘息による原因も含まれているのではないだろうか?
2、総じて、肺炎による死者数は例年に比して増えているのか?11万人よりも増えているのか?
3、コロナショックによって、肺炎による死者数よりも、交通事故、不慮の事故、自殺者などの死者数は増えないのだろうか?
その疑問は、厚生労働省が、直近の死因別死者数を公表すれば明らかになるだろう。が、どういうわけか、公表には、6ヶ月かかるのだそうだ。
というわけで、皆が、毎日何人とコロナ感染者1万人、コロナ感染による死者数200人をカウントしている間に、世の中では毎月約1万人が肺関連の疾患で死に、毎月約1700人が自殺しているのだ。
細部にとらわれ過ぎて、日本全体の健康状態をより下げていないだろうか。
大局を見よう。
あなたが、コロナで死ぬ確率より、市中肺炎で死ぬ確率、交通事故で死ぬ確率、自殺で死ぬ確率の方がよほど高いことに気づくだろう。自分の健康は自分で守ろう。