肥満に外科手術!?

なんと、2014年から、高度肥満に胃を小さくする外科的手術が保険適応になったと言う。

日経新聞の記事は→こちら

保険適応ということは、自己負担を除いた治療費は、健康な市民が支払っている毎月の保険料や税金から支払われているということだ。

医療費が毎年、増え続けていることが問題となっている。

肥満の人が胃を小さくしても、なぜ、たくさん食べてしまうのか、生活スタイルを変更しなければ、意味がないだろう。

そもそも、太ることは自己責任であるから、この治療法を保険適応とすることは、疑問が残る。

オプシーボなどの特殊な抗がん剤も、一人数千万円かかるものを保険適応となっている。

そんな寛容な日本の医療体制はいつまで、耐えられるのだろうか。

病気を予防するための医療が自費であり、健康に気を遣っている人は、ほとんど保険証を使わない。そんな健康な人たちが、肥満で過食してしまう人の手術代金を負担するというのは、なんだか可笑しい世の中ではないだろうか。

世界に誇る日本の国民皆保険。

日本人の助け合いの精神を表している貴重な制度だと思う。

この共同のお財布を守るために、何にお金を使うのか、みんなで良く相談する必要があるのではないだろうか。