相手の気持ちになって考える
さて、診察室でカウンセリングしていて思うことがある。
「相手の気持ちになって考えてみよう。」
何か、問題が起こった時、人は、自分の視点でしか考えられないことが多い。パニック状態の時、自分の固定された考えを広げるのは難しい。
「そう言われても。。。」
と、相手の気持ちになれない人が多い。
かく言う私もそうだと気づいた。人に言っていて、自分ができていないではないか!?
常々、頭の中は、自分の生きる意味、生きている間に、どこまで世の中に貢献できるのか、究極には公のために何ができるかを考えているのだが
気づくと、自分が真ん中にいるストーリーだ。
自分がどんなチームを創るか。そのチームでどんな価値観を世の中に提供できるのか。
スタッフNちゃんのコメントはいつだって鋭い。
「先生は、いつだって、自分のことを考えてますよ。Wさんは、人のことばっかり考えている。足して2で割ればちょうど良いのに。」
人の頭の中は覗けないから分からないが、ふと気づくと、自分が主人公のストーリーしか自分で描けていないことが分かった。
ちょっと、視野を広げてみよう。相手の立場になって考えてみよう。
サヤカ・クリニックで働くスタッフの人生の目的は何だろうか。サヤカ・クリニックを訪れる患者さんの人生は、その前後でどう変わるだろうか。
他者の視点を持つと、自分の使命が明確になる。
そう教えて頂いた。