栄養学勉強会

昨日は、栄養学勉強会に行って来ました。
研究会の情報は、こちら
テーマはメチレーション
メチル基というーCH3を、代謝物質につける作業のことです。
それによって、DNAやタンパク質、神経伝達物質を作ることができる
さらには、DNAのヒストンのメチル化を調整すると言う
なんと、遺伝子の発現を調整する、あの、エピジェネティクス そのもののことでした。

このメチル化は、日々の食習慣によって随分と影響を受けることが分かりました。
ここ10年ほど前から明らかになった概念だそうです。
まだまだ、推定の域を超えないので、今後、また新しい概念ができるかもしれないですね。

最後に
宮澤賢治先生は
「僕の夢は、本当の栄養療法が日本全体に広まること」
とおっしゃいました。
その上で、一生懸命やり続けて
実は、僕自身が副腎疲労となり、副腎疲労を広めていたのかもしれない。と自嘲気味にお話され
生き方を見直し、より精神的にも豊かな生き方を目指したいとおっしゃっていました。

小池雅美先生もご挨拶され
「ここにいる皆さんは、真面目で、副腎疲労の人たちばかりです。とにかく、楽しく、気楽に学んでください。くれぐれも、頑張らないように。」とおっしゃいました。

私も「はっ」と我に返りました。
気づけば、頑張って頑張って、自分を追い詰める生き方をしていたかもしれません。
このような生き方は、もちろん、自分の副腎をいじめる生き方ですが
経営者だったり、医師だったり、先生だったりすると、その影響力は大きいので
周りの人にも、プレッシャーを与えてしまいます。

そもそも、私が生きているのは、健康な世の中を創ること。
そのためには、一度、ブレーキを踏んで
生き方を見直そう。
焦らない。頑張らない。ゆっくり歩こうと思う。