挫折とは何か。
あなたは挫折したことがありますか?
一度ならず、挫折した経験を持つ人の方が多いと思う。
挫折とは
「自分の設定したゴールを実現できなかった経験」である。
あなたは、その経験をどのように乗り越えましたか?
挫折には4パターンある。
1、ゴール設定を間違えている。(What)
2、ゴールまでの道のりを間違えている。(How)
3、なぜ、そのゴールを達成したいのかが不明確である。(Why)
4、どんな自分がそれを達成したいのかが不明確である。すなわち、スタート地点が間違えている。(Who)
たとえば、私は今から6年前、骨折し、病院勤務を継続できなかった。これは、1のパターン。私が本当にしたいことと、設定したゴールが異なっていたのだ。その際、私は、ゴール設定をし直し、開業というゴールを設定し直した。
次に、開業してから、2年ほど経過した時、私は、疲労困憊だった。自分の人生を豊かに送り、社会貢献するために開業したにも関わらず、自分を追い込みすぎていたのだ。これは、2のパターン。方法を間違えていたのだ。そこで、軌道修正し、移転し人を雇い組織を大きくした。
一貫して言えることは、3と4はぶれなかった。
「学びながら健康になるまちづくり」をしたい。そのために総合医になったし、自治医大で地域医療学を学んだ。そして臨床研究も学んだ。全ては繋がっている。
どんな自分が、なぜそれをしたいかがブレなければ、方法論とゴール設定はその都度変えていけば良い。そうすれば、本当の意味での、挫折というのはない。
その時、気をつけていることは
「できるかどうか」を考えないこと。
「それをしたいかどうか。ワクワクするかどうか。」を大切にする。
左脳でエンジンをかけずに、右脳でエンジンをかける。その後で、左脳を使えば良い。
人生の岐路に立ったら、自分に質問してみよう。
「あなたは、それを本当に成し遂げたいですか?」
「それを成し遂げたあなたを想像するとワクワクしますか?」
NOだったら、根本から考え直した方が良い。どんな自分でありたいか。Whoを考え直す必要がある。ゴールを設定する前に、自分の足元を見つめよう。
YESだったら、もう、できるかどうかという能力を考える必要はない。必要なことは適切なゴール設定と方法論を考えるだけだ。人は間違えることがある。間違えたら、その都度軌道修正し、進めば良いのだ。
何れにしても、一貫の終わりというのは人生に存在しない。
あなたが、人生をあきらめるのは早すぎる。できるかどうかは重要ではない。
自分の夢を直感で設定しよう。あなたらしい素晴らしい人生が待っているはずだ。