忘年会のつぶやき
先日、ぐんまHHC理事会で忘年会をした。
「今年一年、良い年でしたね。」
と話した。振り返ってみると、本当に良い年だったと思う。
何より、自分が医師に戻ることができた。
「え?医者をずっとやっているでしょ。」
と言う声が聞こえそうだ。
そうそう、医師として仕事をずっとしていたが、何しろ、開業医というのは、勤務医とは違う思考パターンで生きることを求められていたようだ。つい最近まで、そのことに気づいていなかった。
勤務医の頃。経営とか、人事とか全く考えることなく、毎日患者さんのこと、医療の質のことだけを追求していた。いつしか、開業してから、雑務に追われて、医療の質の追求というは、時間がとりづらくなっていた。気づけば、本を読む時間さえ、減っていた。
偶然ではなく、必然的に出会った仲間のお陰で、この一年は組織が大きく成長した。クリニックとぐんまHHCとチーム全体で、私のやりたい医療および社会活動を展開することができた。その結果、私は、医師本来の仕事に専念することができるようになった。本もいろんなジャンルで読むことができた。
懐かしい感覚だった。
来年は、もっともっと掘り下げて、セミナーや医療の質を追求したいと思う。
それを支えてくれる仲間に感謝したい。