コミュニケーションのきっかけは自分から

私は、体調不良で、病院をしばらく休んだ後で
出勤した後、職場の人とうまく話せなかったのを覚えている。
今から考えれば、燃え尽き症候群とか 自律神経失調症とかのたぐいだったと思う。
周りの人も気を遣って、あまり話しかけてこない。
だから、寂しかった。殻に閉じこもりそうになる。
でも、自分から話しかけてみると、周りの人もずいぶんを心配してくれていたのが分かって
とてもうれしかった。

学校に行けない子どもたちも、どうやら同じようなことを経験するようだ。
学校をしばらく休んだ後で、久しぶりに学校に行くと仲良かった友達とうまく話せない。
お友達もきっと気を遣っているのだろう。
そんなとき
「勇気を持って、自分から話しかけたら?」
と伝えてみる。
なかなか、その勇気が湧かないで殻に閉じこもってしまう。
そして、また学校に行けない日々が続く。

私たちは、お互いの感情を気遣いすぎるのかもしれない。
もっともっと軽やかなコミュニケーションが
お互いを救うことがある。