私の使命

よく、ビジネスセミナーでは、言われる。

「あなたの強みは何ですか?」

私は、逆に言いたい。

「私の弱みは、〇〇です。」

初対面の人と話すのが苦手。医者なのに、と思われるが。

私は、ヤンキーかオタクかと言われればオタクの部類だ。

できれば、人と会わず、部屋に閉じこもって、本を読むか絵でも描いていたい。

一方で、自分の弱みを分かるからこそ、強みが分かるのだ。

 

 

コーチングやカウンセリングというは、自分が日々、患者さんに対して診療で実践しているが自分が受けるという機会はあまりなかった。

最近、多くの人と出会い、私自身をカウンセリング、コーチングしていただく機会に恵まれた。

「なぜ、医者になったのだろうか。」

「私の強みは何だろうか。」

その中で、オタクで引きこもり傾向のある私は、コミュニケーションは好きではないが、得意な方かもしれないと、気づかせてくれた。

 

小さい頃、

学校の先生になるか、医者になるか考えていたことがある。

友達や妹に勉強を教えるのが好きだった。

学校の先生の授業がつまらなかった。

自分だったらもっと分かりやすく伝えられるのにと思っていた。

 

医者になってから、先輩方の診療を観察して思った。

どうして、医者は患者の疑問に答えないのだろう。

傍から聞いていると、患者の聞きたいことと、医者の言っていることが

噛み合っていないのである。

そんなことが、しばしばあった。

だから、私は、研修医の時は、指導医と患者の間の通訳みたいな役割をしていた。

そして、研修医が終わり、総合診療医になったら

今度は、専門医と患者の間の通訳みたいな役割をしていた。

 

小さい頃の疑問は、大人になっても同じだった。

「なぜ、人は相手が聞きたいと思っている質問と関係ない答えをするのか。」

つまり、相手の話を聞かずに、自分の言いたいことを話しているのである。

 

しかし、本当に聡明な人に出会うと

コミュニケーションはスマートだ。

噛み合っている。

これは、言葉だけの問題でなく、非言語においてもそうである。

無駄話でさえしっくりしているのだ。

そのような人に出会うと感動する。

 

私は、以前から、そのように

「人が何を求めているのか。」

を正確に把握する能力に長けているようだ。

(このことは、自分では気づいていなかった。)

だから、頭の中に「?」が浮かんでいる人も良く分かる。

「この人、今、理解していないな。」

だから、分かるように説明する。

 

そして、このようなコミュニケーションスキルは

医療でも教育でも何でも良いが、

私の大事な資質の一つなのだと気づかせて頂いた。

 

そうしたら、やっぱりこれは活かすしかない。

相手のニーズをつかんで

相手に分かるように伝える。

 

家庭では、夫に

診療であれば、スタッフに、患者さんに

セミナーや講演会では、聴衆の皆さんに

分かりやすく伝える。

 

 

私の使命は

「市民が学びながら健康になる」を根付かせることだ。

医療も元を正せば、教育なのだ。

 

教育ほど大切なものはない。

皆さん、そう思いませんか?

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