私が医者をやめない理由

何度か、医者になった理由とか、勤務医をやめた理由とか書いてきた。

病気の原因を追求していくと意識医学に行き着く。病気は、本人が気づくためのメッセージである。そう言う究極的なことに行き着くと、なぜ、私は医者をやっているのかと、不思議である。必要なのは、医者ではなくて、シャーマンか何かだろうと。

当院にきて、治療をして良くなって行く人たちを目の当たりにした時に、それは、私と患者さんとの協働作業であると気づく。そのアプローチは、肉体的レベルから始まり、意識のレベルまでに及ぶ。そして、いつの間にか、人は自分の病気の原因に気づき、生活習慣を変え、意識を変え、健康になって行く。

バイオレゾナンスをしている医師や柔道整復師の先生方の話を伺うと、もう、先生たちに会わなかったら死んでいたであろう人たちが、奇跡的に助かっていると言う。

これは、神の領域で、なぜ、医療者がそのようなことができるのか、不思議に思った。私自身も、自分の治療の幅を広げて、多くの人を助けたいと思っている。でも、それは、神の領域であり、医者が踏み込んではいけない領域ではないのだろうか。

そんな疑問を友人Mさんに話していた。彼女は言った。

「世の中で、意識が病に関係していると気づいた医者が何人いると思います?さやか先生はそれに気づいたんですよ。だから。。。」

「え?」

最初、意味が分からなかった。

しかしながら、確かに気づいたから、その気づきを周りに広めて行くのが私の使命なのだろう。私が人の病気を治すのではなく、人が気づいて治るのを促す。その手段を思ったより幅広く世の中に存在していると言うことだろう。

私は、バイオレゾナンス医学は、量子力学で説明できて、これは、科学であると信じていたのに、天外伺朗さんは、どこまで言っても科学では証明できないと言った。以前は、宗教の世界観も科学で説明できる日が来ると本に書かれていたが、それは、幻想で、いつまでも平行線であり、世界観がそもそも違うと。バイオレゾナンスは宗教ではないが、科学でもない。怪しい医学なのだと言う。

そんなことを言われたら、ますます混乱するが、その医学に魅せられてしまったのが私である。そして、最近出会ったバイタルリアクトセラピーもまた、振動医学の理論と全く同じでアプローチが違うだけである。

世の中には本質的に人の治癒力を引き出す治療法が存在する。その治療法を取り入れて、多くの人が健康に目覚めるのを促す使命が私にはあると思っている。だから、医者になったんだろう。

毎日思う。

「先生、治してください。なぜ、私ばかり、病気になるのでしょうか。」

「私は、発達障害です。だから、人に嫌われます。先生、どうしたら良いのでしょうか。」

その度に思う。

「私は何もできない。」

みんな、勘違いしている。私が治すのではない。あなたが治すのですよ。でも治し方、自分自身との向き合い方が分からないから、それをお伝えしましょう。

何と、根気が要ることだろう。それでも、私は、医者をやめない。