相模原殺人事件

相模原殺人事件
とても悲しいし、被害者の方々には、心からご冥福をお祈りする。

私は、あの魚くんの水槽の話を思い出す。

魚くんが、いじめの構造をメジナの水槽の話で例えている。
狭い水槽の中にメジナを入れると、共食いを始める.
共食いの犯人のメジナを外に出すと、また別のメジナが共食いを始める。
メジナ全員を、水槽から川だか海だかに出してあげれば
共食いは終わる。

いじめている子どもを学校から追い出しても
また他の子がいじめを始めるのだ。
学校全体の問題として捉えないと事は解決しない。

社会の中から殺人犯を捕まえて、たとえ死刑にしたとしても
また別の人が殺人を始める。
社会全体の問題として考えて行かないと
解決しない。

今回の事件も
議論は、殺人犯の生い立ちから始まり
施設の警備をどのように強化したら良いか。
人材採用は適正だったのか。
すなわち、殺人犯を起こすような人間をいかに排除して
施設を運営するか  という流れになる。
果たして、これで、根本解決になるだろうか。

公園のある遊具で、子どもが怪我をしたから
遊具を撤去することに似ている。

人体で言えば、熱が出たから解熱剤を飲んで押さえることに似ている。

そうではない、根本解決とは何か。
今回の殺人事件は、社会全体の病理であると思う。
殺人犯に共感するわけではない。決して許せない問題である。
だからこそ、社会全体で考えていく必要があるのではないだろうか。
みんなで、水槽から海へ出るにはどうしたら良いのか。
次の殺人犯を出さないためにもどうしたら良いのか。
社会全体で考えて行こう。

だからこそ、私の活動も
「病院を出よう。街へ出よう。」
なのだ。
私は、一医師として生きると共に、社会活動家でありたい。

 

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