病気の本当の原因

「先生、私の病気はストレスが関係していますか?」

と聞かれて

「ストレスが関与していない病気はないですよ。あなたの病気ももちろんストレスが関与しています。」

と答えることが多い。内科や外科を受診して、がんや膠原病などの重篤な疾患の原因はストレスにあるという医者は少ない。

なぜならば、精神科を除く身体を担当する医者は、精神的要因を除いて、病気の原因を追求をするように学習するからだ。病気の原因はストレスだと言う時は、医学の敗北であり、精神科へ紹介する時であると考えるのだ。

ところが、病気というのは、精神的ストレスも生活習慣も複雑に絡み合って病気になる。さらに病院で不適切な治療を施されると、治癒過程が複雑になり、治るものも治らなくなってしまうこともある。

「私の病気の原因は何ですか?」と問われた時、

病気に対する考え方は3つある。

1、病気の原因は、単因子ではなく多因子であること。

感染症や外傷の原因は、単純に細菌感染、転倒という一つの原因で解釈できる。ところが慢性疾患は、複雑に原因が絡み合っている。しかも、魂、心、身体の全てのレベルでことが起こっているため、

あなたの病気の原因は○○ですよ。と単純に言いあらわせることの方が少ない。

2、現代社会特有の病気の原因がある。

現代人は、便利さと引き換えに病気を引き受けているとも言える。現代社会特有の病気の問題は3つある。

一つ目は、地球が汚染されているため、身体にとりいれる食べ物、空気、水から、重金属や化学物質が体内に入る。

二つ目は、国際化が進んで、あらゆる国で作られた農作物を日本で食べられるため、今まで体内に入ることがなかった寄生虫や真菌などの潜在感染が問題となる。

三つ目は、電磁波の問題である。電磁波といえば怪しいと取り扱わない人も多いが、これから5Gなどの強力な電波が出てくれば、ますます電磁波の影響は強くなるだろう。

3、現代医学が病気の治癒過程を複雑にしている

症状を抑えるという対症療法は、急性疾患には役立つ。一方で、慢性疾患では、症状を抑えるために、病状が複雑になっていると言えよう。

アトピー性皮膚炎が最たるものである。ステロイドを使わない皮膚科医のグループが存在する。彼らの症例報告によれば、1歳未満の乳児湿疹の時にステロイドを使用するとアトピー性皮膚炎に移行する。一方で、乳児湿疹を何も塗らずに、経過観察すると、一時期湿疹は悪化するが、その後、皮膚は綺麗になり、アトピー性皮膚炎にはならないという。

当院でも、今まであまり薬を使っていない人の方が、細胞が素直で治癒も速い。

上記3つが、現代の病気の考え方の基本である。

現代医学では、病気の原因を知ることがゴールになってしまうことも少なくない。多くの複雑な検査は、治療のためにではなく、診断のために行う。ガンの病期が分かった時には、多くの検査を終えてヘトヘトのことが多い。

ところが、バイオレゾナンス法を用いた統合医療的アプローチでは、診断にあまり時間をお金をかけない。身体の共鳴から、病気の原因を推定する。患者さんは、シンプル過ぎて検査されたという自覚すらないかもしれない。

当院では、バイオレゾナンス法を用いた診察の後

「病気の原因は、○○と○○と○○です。さらにあなたの生活習慣で、食生活、睡眠リズムが関与しています。そして心の持ち方です。」

などという風に、細かく説明していく。

そうだ。

病気の原因が分かってからがスタートだ。

診断にではなく、治療に時間とお金をかけていく。

では、シンプルな病気の治し方は、また追って話していこう。