何のために働くのか

さて、先日クリニックスタッフの朝会でこんな話がでた。
「これから、寿命が100才という時代がやってきて、80才まで働くのは当たり前となる。
そんな世界を想定して、今から備えるべきことを考えよう。」
と。

ちょっと、びっくりした。
よく周りを見渡してみても、例えば、太田市の清水市長も、後期高齢者となっても、バリバリ現役で働いており
このまま80才になっても、イキイキと働いているのだろうと、想像する。

私は、80歳まで働くと考えたら
ちょっと、不安がよぎったし、楽しい未来を想像できなかった。
60才で引退して、農業や教育をしようと思っていたから。

つまり、頭の中で、自然に、セカンドライフを想像していたのだ。
裏を返せば、現在の生活を十分謳歌していないということになる。

自分の生活の仕方、生き方を考え直してみよう。
今の生活、仕事はとても楽しい。
でも、一方で、勤務医時代からの癖として、過労になりがちなのだ。
もっと、ゆとりを持って、日々楽しく過ごそう。
こんな日々が続くのだと思ったら、楽しいと思える生き方をしよう。
いつかの夢ではなく、今の夢実現を楽しもう。

そう考え直した朝だった。
ぜひ、皆さんも、80歳まで働く自分を想像してみて欲しい。