人生の目的 vol.2

「ココ先生、こんにちは。」

「こんにちは。今日はなんの用事だね?」

「ちょっと伺いたいことがあって、来てみました。ズバリ、私は、やりたいことと現実との間にギャップがあるんです。」

「まあ、ギャップこそが、成長の鍵だからね。」

「え?」

「まあ良い。どんなギャップだね。」

「今、私が幸せを感じるのが、難しい概念のものを、噛み砕いて人に伝えることができた時なんです。それは、やはり多くの人の前で話をしている時だと気づいたんです。」

「君は、医者だから、普段は、患者さんと1:1だろう。」

「そうですが、月に一回程度は、30−50人対象のセミナーを開催してまして、その話を組み立てて話している時がもっとも楽しいと気づいたんです。」

「ふむふむ、では、1:1で話しているときは、楽しくないのかね?」

「楽しくないとは言いませんが、ジレンマを多く感じます。時間が限られているし、情報を伝えきれない。」

「では、十分に伝える時間があれば、楽しいのかな?」

「そうかもしれません。」

「やはり、医療という枠組みに囚われ過ぎているな。もし、診療時間内で話し足りなければ、文字や動画で、情報を配信すれば良いではないか。」

「そう。それは構想しています。ただ、もう少し双方向のやり取りをしたいのです。」

「今時、いろんな方法があるだろう。塾でも良いだろうしな。スカイプでもな。つまり、診療という枠組みに囚われ過ぎている。そんなに人に伝えたいことがあるのであれば、双方向の塾を開いたら良いではないか。」

「なるほど。」

「それをしている時が楽しいのだろう?」

「はい。」

「では、そのさきはどうなる?君が、情報を伝え続けて、世界中の人にその健康概念を伝えることが目的なのかね?」

「いや、私が提唱する健康概念を伝えることが目的ではなく、人が自分で学んでいける、人が自分の人生に真に向き合うことができ、自分の使命を果たすためのサポートをしたい。それを考えるきっかけが、概して病気なので、たまたま医者をしているだけです。」

「では、病気でない人にもアプローチしたいと。」

「そうです。そもそも私は予防医療を提唱していますから、病気でない人が病気にならないための医療を提供したいのです。さらに、もう少し突っ込むと、病気にならないだけでなく、生きがいを持って魂が喜ぶ生き方をするお手伝いをしたい。」

「それならば、話す、表現するということをもっと磨いた方が良いだろうな。そのことに集中した方が良い。人生は限られている。あまり、悩まず、やりたいことをやると良いだろうね。」

「ココ先生、ありがとうございます。また伺います。」

「は〜い。また。」