プロとしての自覚とバランス感覚

皆さまにご迷惑をおかけすることをお詫びしながら、
スタッフが移転のお話を患者さまにしている。

先日、スタッフWさんから、意外な話を聞いた。
患者さまは、二通りに分かれるそうだ。
どうやら、どちらかで迷うことはあまり無いと言う。

1、太田に移転しても通院する方
2、遠方では通院できないので、近隣クリニックへのご紹介を依頼される方

通常は40kmのクリニックの移転はあり得ない。
だから、このような移転の場合は、継続的な診療は無理と考え、
新規開拓を選ぶことになる。
ところが、当院の場合は、
自立した健康づくり、バイオレゾナンス、統合医療を掲げているため、
その特殊性から、通院距離圏が大きい。
すなわち、患者さまは、群馬県全域、
また栃木県や東京都、遠くは宮城県からも通院されている。
このため、40kmの移転もあまり、経営にダメージではない。

これは、何を意味しているかと言うと、
当院にしかない特色性の提示に成功していると言える。
バイオレゾナンス・統合医療を実践しているクリニックは
日本にわずかしかない。
1の方は、この希少性を理解してくださって遠くても通院してくださっているのだ。
感謝しかない。

では、2の患者さまは何を意味しているか。
実は、私は、紹介を希望される方というのは想定していなかった。
なぜなら、私と同じ医療を提供している医師が近くにいないためだ。
ご紹介となると、近隣では、埼玉県、千葉県、あとは、大阪府となる。

しかしながら、待合室での患者さんの疑問はこうだ。
「サヤカ先生と同じような医療を提供している医師が、
前橋や高崎にいたら紹介してください。」
これは、このような特殊性を持った医療にも関わらず
人々の思考の中に、バイオレゾナンス医療・統合医療が
一般化しているということを示している。

これは、私にとって、感動であった。
私が提供している医療は、特殊すぎて、
一般には、あまり理解されてないと思っていた。
だから、コアに、この医療を求めている
1のような患者さましか来院されていないと思っていた。
しかし、実際は、私を総合医、心療内科医、かかりつけ医として
信頼して来院して下さっている患者さまが沢山いた。

統合医療の一般化に成功していたのだ。
これは、新たな価値観をいつの間にか提供したことになる。
このような患者さまには、移転に伴い、
継続した診療ができないことを本当に申し訳ないと思う。

では、今後、当院が目指すべき方向は、やはり2面性を持つ。

一つは、独自性を打ち出す。当院にしかない特色。
学び続け、良いものは取り入れ
診断法・治療法は進化し続けたいと思う。

そして、もう一方は、何でも気軽に相談できる かかりつけ医。
プライマリ・ケア医だ。
しかし、患者さんにとっては厳しいと思われるかもしれない。
医師ができることは限られているため
学びながら健康になるぐんまHHCの活動と共に医療を提供して行く。

この両面性を実現するために、私に求められることは
プロとしての自覚とバランス感覚だ。
これこそが、総合医の醍醐味である。
今後の当院の発展に乞うご期待!!!

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