はっきりと断言する

何かをオブラートに包んでおく とか 曖昧にしておくと言うことが苦手である。なぜなのかなと考えたら、両親の影響が大きいのだと気づいた。群馬県人は気性が激しいと言われるが、そんな土地の影響もあるのかもしれない。

大人になってから、何でも直球で伝える必要はないと知って、結論を急がないようにできるようになった。

それでも、診療中は、その人が抱える問題を聞いて、謎解きのように、最後は、結論をしっかりと出す。

単刀直入に伝える。

特に命のことだから。

「私に治して欲しいと思っているのであれば、それは無理です。他の病院に行ってください。私は、あなたが治すお手伝いをするまでです。当院の診療方針に同意いただけるのであれば、通院してください。」

怒る人もいれば、びっくりする人もいる。

そして、他力本願で、医療依存の強い人は、迷わず、他院への紹介状を書かせて頂いている。

すると、多くの人は、当院に通院したいと言う。不思議なものである。

もしかしたら、世の中には、本音で話し、人生に本気で介入される場所と言うのは少ないのかもしれない。

多くの人は、本音を求めているのだろう。