投資型人生のススメ

栄養の摂り方と、お金の使い方と、仕事の仕方、人生の送り方は、相関するという
なんとも怪しい話をしたいと思う。

つい最近、こんな経験をした。

近所のレストランに行って、ビールを注文した。
喉も乾いていたので、同時にお水もお願いした。
一通り、ご飯を食べたあとでお支払いし、帰りに領収証をお願いした。

1ヶ月後に、同じレストランに行った。
ビールを注文すると、何も伝えていないのに、お水も一緒に持ってきてくれた。
帰りは、領収証を宛名入りで頂いた。

結構、大衆的なお店である。
そんなお店のサービスの質の高さに驚かされた。

また、別のカフェに、数年振りに夫婦で訪れると
以前、夫が骨折して包帯を巻いていたことを覚えていた。
また、好きなメニューを覚えていてくれた。

このようなサービス提供というのは、単に覚えているということだけではなく、
お客が伝える前にそのニーズに応えているというのが素晴らしいと思う。

予め、相手が必要なサービスを提案する。
このような仕事の仕方を「投資型生き方」と名付けよう。

では、その逆「負債型生き方」とは何だろうか。

皆さんは、お店などで、自分が期待していたサービスを得られなかった経験はないだろうか。

私はつい最近経験した。
購入したPCにあるソフトがインストールされていたが
気づいたら、1年で期限が切れていた。
自分で購入していたら、ソフトの期限が切れる前にダイレクトメールが送られてきて気づくが
ある業者を通していたので、気づかなかった。
その業者には、期限が切れてから、ソフトの購入を勧められた。
どうして、期限が切れる前に教えてくれなかったのだろう。

私が注意していなかったと言えばそれまでだが
相手が必要とするであろうサービスを予想ないし推測して
提供するというのが、プロの仕事ではないだろうか。

また別の業者では、
ある書類の提出を依頼された。
その書類は、数ヶ月前にすでに手元にあり
もう使わないと思って捨てる寸前だった。
もっと早く必要だということを言ってくれたら良かったのに。
捨てる前だったので、大したことではないが
もし、捨ててしまったら、また再発行してもらう手間が必要になるところだった。

つまり、投資型生き方とは、未来を予測して、必要なことを整備する、仕事であれば、未来を予想して必要なサービスを提案する、お金の使い方で言えば、もしもの時に備えて、貯金する、自分の体調を調整して、必要な時に休む、自分の体を大切にする。

反対に負債型生き方とは、現在のことだけ、その場限りで生きている
相手から言われて初めて仕事をする。
お金も、いつか払えれば良いと考え、ローンを組む
カードで大金を使ってしまう。
体調が不良であっても、体を休めることなく
気づいたら、病気が悪化し、いつも風邪を引いている
朝起きられない。という状態が続く。

つまり、仕事ができる人というのは、健康である。
仕事ができない人というのは、不健康で病気がちである。
とも言えよう。

振り返って、私も自分自身の生き方、仕事の仕方を見直そうと思った。

皆さんは、どちらの生き方を選ぶだろうか。