形が変わって夢が叶う

気づけば夢が叶ったと感じることがあるだろうか。

最近私は、当初想定した形とは違った形で夢が叶ったと感じることが多い。気づけば、思いがけない出会いがあって、夢が叶っているのだ。

例えば、2011年に描いた夢が、健康増進結社というNPO法人を作るというものだった。

現在叶った夢は、NPO法人ぐんまHHCで、名前は違うし、まさか縁もゆかりもない太田市で立ち上げると想定していなかった。しかし、理念は、8年前に作ったものと同様だった。

2年前、太田市のシティープロモーション事業に応募した。私たちの夢は、太田市の中小企業を活性化して、太田市を盛り上げようというものだった。商品を、会社の理念、すなわち物語と共に体験として、発信する。一方で、消費者(市民)は、その会社の理念を見聞きするだけでなく、その物語を体験することができる。それこそがコト体験である。市民は、コト体験から商品を購入することで自分の人生を創作していく。その結果、市民が学びながら健康になっていく。消費者も生産者もハッピーなまちづくりをする。

そんなプレゼンテーションを市役所でさせて頂いた。

「夢物語はさておき、具体的な事業計画を教えてください。」

そう言われたとき、とても悔しかった。理念先行で、具体的事業計画は今から考えれば、まだまだ貧弱だった。ところが、2年経った今、急に、その頃発信した理念が、形になってきたのだ。形は異なるが、理念はぶれていない。

 

やりたい夢があったなら、理念を洗練した形で、人に伝えよう。

その夢を現実主義者に否定されたからと言って、諦めてはいけない。

あなたの想いが、天に届いた時、形が変わって夢が実現するのだ。