医者の不養生

確か、春先にも風邪を引いたが、また、この時期に風邪を引いてしまった。

医者の不養生だろうか。

お陰様で、みんなから、愛情をたっぷり頂き、また日々の営みに感謝することができた。

医者になって、特段、開業してからは、

「今日は休みます」

と言えないのがつらいなあと思った。

予防、予防と言いながら、やはり無理が祟ってしまった。

注意しよう。

風邪を引いたと言ったら、母が届けてくれた。

大根と生姜と大葉を蜂蜜につけたもの。

これに、柴胡桂枝湯を煎じて混ぜて飲んだ。

身も心も温まった。風邪引いている時には、母親の愛情が身に沁みるなあ。

やっぱり、医者であっても、たまには風邪を引かせてもらおう。

 

次の記事

人間だもの