人の痛みが分かるということ

さて、皆さんの人生は、何に彩られていますか?

同じ志を共有して、夢を実現するために仲間と仕事をしたい

社会貢献したいというのが私の思いです。

ですから、さやかクリニックで、ぐんまHHCで一緒に活動する仲間とは

私にとって、宝です。

それぞれ、個性があります。仕事のペースも違うし、得意なことも苦手なことも異なります。

その時に、誰も仕事ができない、遅いということで、人を責めることはしません。仕事ができないということで、人を責めることはしません。

何か、ミスが起こったら、その犯人を見つけて糾弾することではなく、ミスが生じないような体制作りをすることが大切です。ミスを皆で共有することが大切なのです。

苦手なこと、得意なことを皆でシェアして、楽しく仕事をすることを心かけています。

その時に、大切なことがあります。

それは、「人の心の痛みが分かること」です。

心が痛いという人の気持ちが分かるということ。

どんなにAIが発展しても、どんなにIT化が進んでも、

人の痛みが分かるというのは、人間にしかできないことです。

その感受性さえあれば、人に思いやりを持って接することができて、その組織は発展していきます。

医療、福祉の現場では、仕事ができる、仕事が早い人だけが必要な訳ではありません。

仕事のスピードは速い方が良いし、ミスはない方が良い。

でも、それより何より大切なことは

「謙虚であり、人の気持ちが分かること」なのです。

それさえ、共有できていれば、皆でハーモニー 調和を持って良い仕事ができると思うのです。

障がいを持つ人も持たない人も垣根なく協力しあえて、働く人にも患者さんにとっても優しい、しなやかで強靭な組織でありたいと思っています。