上司に嫌われて仕事をやめたいあなたへ

本日のDrさやかの音声ブログはこちら↓

Dr.さやかの音声ブログ:上司に嫌われて仕事をやめたいあなたへ

本日は、ある自治体さまから、メンタルヘルスケアのためのオンデマンド研修のリハーサルを許可を得て音声のみお送りします。
動画になりましたら、後日配信致しますので楽しみにしてください。

以下の質問は、私が作り上げた症例で、実例ではありません。ご了承ください。

質問
公務員28歳Aさん
「1年前に部署が変わってから、新しい上司から色々と注意を受けます。私はその上司に嫌われていると思います。3ヶ月前から、朝、仕事に行こうとすると、手のふるえ、はきけが来ます。どうしたら良いでしょうか。」

1,事実と解釈を分ける。
多くは、自分の解釈を事実と勘違いしています。
事実とは、実際に起こった出来事
解釈とは、事実を基に自分で考えたこと
です。
この場合
事実=「上司が自分の仕事の内容や仕事について、注意した。指導した。」
解釈=「私は上司に嫌われている。」

2、認知のゆがみに気づく
全か無か思考
感情で判断していないか
人間の脳は、過去に経験したことや知識に基づいて判断しています。必ず自分だけの色眼鏡を通して世の中を見ています。
ですから、自分から見ると、〇〇と見えることが、相手から見ると△△かもしれません。
代表的な認知のゆがみが、「全か無か思考」です。
100%好き、100%嫌いという人は存在しません。
50%50%だったり、曖昧なことが多いのです。
次に、多い認知のゆがみが、「感情で判断する」です。
上司があなたのことをきらいというのは、感情で判断していませんか?

3、他者の視点で考えてみましょう。
*上司の立場になって考えてみる。
色眼鏡を外して、上司の視点でみてみましょう。
上司は、あなたの人格や人生を否定しているわけではなく、仕事の仕方を注意しているだけかもしれません。
*鳥になって俯瞰してみる
あなたの人生において、今している仕事はどんな意味を持ちますか?あなたの仕事が誰かの幸せにつながっています。少し、自分の置かれている状況を俯瞰してみることで、肩の力が抜けてくるでしょう。

ぜひ、楽しみながらお聴きください。

・音声ブログリスナーからのDrさやかへの質問は

こちら