ギャップが魅力!?

最近の嬉しかったこと。

それは、先日のセミナーの後で

「沙耶花先生の魅力は、そのギャップにあるよ。」

とMさんから言われたことだ。

ギャップとは、何か。

立派な医者という肩書きと、感情むき出しで泣きながら講演してしまう素直さのギャップだそうだ。

自分では、意識したことがなかった。逆に、いつも、そのギャップに苦しんでいた。自分ではとても真面目に事に当たっているのに、相手からものすごく軽んじられることがあった。その度に、なんで、こんなことされるんだろうと不思議だった。

自分では、ものすごく色々と考えているのに、「のろま」だと言われてショックだったこともある。

「先生は優しいから。」

と言われるが、まさに私の中のギャップである。礼儀には厳しい。礼儀を欠いた行為をとられると本当に悲しい。

逆の場合もある。私は、とても近しい存在だと思っていたのに、「先生とは違う」と敬遠される。それも悲しい。

つまり、自己像と他己像とのギャップである。これは、かなり自分勝手なことでもある。相手が勘違いしているのではなく、自分が自分のことを勘違いしている場合もある。

何れにしても、自分が感じた違和感を相手に伝えるようにしている。それが、お互いのためだ。

人間関係とは、ある一定の礼節を持って成り立っている。決して、「仲良しこよし」だけではない。プライドを持って、仕事をし、礼節を持って相手と接している。

なぜならば、相手のことが大切だから。そして、自分のことも大切だから。

相手のことが好きだからこそ、相手に礼儀を尽くす。それは、自分に対する自尊心だったりもする。

そうやってギャップを埋めていくと、もっともっと、人と深く関わることができる。

自分の中の嫌だった自己像と他己像のギャップこそが、私の強みだなんて。不思議だな〜と思った。

あなたの中にあるギャップ、意外性とは何ですか?